主人公「仕事自体は好きだけど、今の会社は労働環境も、人間関係も悪いんだよなぁ~」
主人公「ハァ…転職しようかなー…」
主人公「でもこの歳で新しいことを覚えるのは難しいし、施工管理の仕事は俺に合っているし、せっかくの知識と経験は活かしたいから、次の仕事も施工管理がいいかも」
主人公「長く働けそうな会社がないか調べてみるか!」
主人公「うーん。この会社は職場の雰囲気は悪くなさそうだけど、給料がなぁ…だからと言って、こっちの会社は給料はいいけど職場の雰囲気が心配だ…あー!もうっ!やっぱり今の会社くらいの給料をもらえて、職場環境がいい会社に入るのは難しいのかな…ん?愛頼工業株式会社?」
主人公「へぇ!ここの会社は、重機の免許などの資格取得のサポートをしてくれるのか!技術面でも優れたスタッフも多いみたいだし、俺自身のスキルアップにも繋がる環境かもしれない!」
主人公「それに、社員同士の仲がいいみたいだ!待遇面もいい感じだし、ここだったら働きやすい環境の中で仕事ができそうだ!」
主人公「もうこんな時間だし、取りあえずネットから応募しておくか!」
主人公『こうして俺は、愛頼工業株式会社へ応募したのだった』
代表「今回は、たくさんの求人がある中、愛頼工業株式会社に応募してくれてありがとうございます!本日はよろしくお願いします!」
主人公「こちらこそよろしくお願いします!」
代表「宮田くんは長いこと施工管理の仕事をしてきたんだね」
主人公「はい!今年で10年目になります!」
代表「おお、だいぶ長いね!」
主人公「はい…本当は、今の会社で働き続ける予定だったんですが…ちょっといろいろありまして…」
代表「そうだったんだね」
代表「何があったのかは聞かないけど、それでも施工管理という仕事を続けたいというのは、施工管理という仕事が本当に好きだということなんだね」
主人公「!!」
主人公「はい!おっしゃる通りです。前の会社ではいいことも、悪いこともたくさんありました。それでも施工管理という仕事は、本当にやりがいのある仕事だと私は思っています。だから、今まで培ってきた経験と知識を活かして御社で働きたいと強く思っています!」
代表「君の強い気持ちは伝わってきたよ。うちの会社はスタッフ同士の仲も良くて、職場の雰囲気もいいから安心してください。もちろん、取りたい資格があれば会社がサポートするのでいつでも言ってくださいね」
主人公「はい!ありがとうございます!これから、どうぞよろしくお願いします!」
主人公(面接らしくなくて気軽に話せる感じもいいし、ここなら上手くやっていけそうだ!)
主人公『俺は愛頼工業株式会社に入社することを決めた。今まで働いていた会社で、すべての退職手続きが終わり、愛頼工業株式会社へ初出勤日。俺はとある現場へと配属された』
主人公「本日付けで入社しました!宮田と申します!よろしくお願いします!」
先輩「宮田くん!悪いけどこっちの手伝いをしてもらえる?」
主人公「わかりました!」
主人公『仕事では、先輩スタッフの手伝いをしながら、これまでの経験と知識を活かして仕事を頑張った。聞いていた通り、どのスタッフも技術面で優れていて10年の経験がある俺でも学ぶことは多かった』
主人公(やっぱり技術がある人との仕事は、俺自身も勉強になる!先輩の技術を盗んで、今よりもスキルアップしたい!というか、絶対にスキルアップしてやる!)
主人公「よし!もっと頑張るぞ!」
主人公『仕事の休憩中や会社で先輩達と話すことも多く、心配していた人間関係もまったく問題はなかった』
主人公「え、そんなことがあったんですか?」
先輩「そうなんだよ~!あの時は本当に焦ったよ!」
先輩2「そうそう!今じゃ笑って話せるけど当時は本気で焦っていたもんな!」
みんな「あははは」
主人公(前の会社ではこんな楽しく話していた記憶がない。ここに入社できてよかったな…)
主人公『みんなで他愛もない話をして、大好きな仕事を一生懸命やって…俺は、毎日やりがいのある充実した日々を送っていた』
職人「宮田さーん!ちょっと確認したいことがあるんですけど、いいですかー?」
主人公「今行くよ!」
職人「ここなんですけど、図面と合わなくて…」
主人公「なるほど…確認するから待っててくれる?」
職人「お願いします!」
主人公『頑張りのおかげもあって、俺は今までよりも更にスキルアップすることができた。今は前の会社以上に現場でも活躍している!』